前回の記事では、私が「コンサルタント型美容ディーラー」という道を目指したきっかけについてお話ししました。
美容室経営の悩みは尽きません。
・売上を伸ばしたいけど、何から手をつけるべきか分からない
・新しいメニューを導入しても、なかなか収益につながらない
・スタッフの給与を上げたいけど、そのための資金繰りが不安
・将来的に店舗展開したいが、どのタイミングで動くべきか判断できない
こういった相談を受けるたびに、美容ディーラーとして関われる範囲の狭さを痛感しました。
「本当に必要とされる美容ディーラーになりたい」
そう思った私は、美容室の経営を深く理解し、サポートできる存在になるために、中小企業診断士の資格取得を目指すことを決意しました。
■ 美容ディーラー × 経営コンサルタントという新たな挑戦
中小企業診断士は、経営コンサルタントの唯一の国家資格です。
財務、マーケティング、組織マネジメント、事業戦略など、経営全般に関する知識が求められるため、資格取得には膨大な勉強が必要でした。
当時、私は美容ディーラーとして日々美容室を訪問しながら、夜や休日を使って勉強を進めるという生活を送っていました。
・財務諸表を読み解き、利益を最大化する方法
・経営計画を立て、売上目標を達成する戦略の立て方
・労務管理や組織運営の知識
美容室経営を支えるために不可欠な知識を一つひとつ学んでいく中で、「これを活かせば、美容室の成長をもっと支援できる」と確信しました。
そして、ついに中小企業診断士の資格を取得。
ここから、私の「コンサルタント型美容ディーラー」としての本当の挑戦が始まりました。
■ 経営の数字を理解し、戦略を描くことの大切さ
資格取得後、美容室オーナー様と改めて向き合う中で、ある共通点に気づきました。
それは、「感覚で経営をしているサロンが多い」ということです。
美容室経営は、技術や接客の質が大切なのはもちろんですが、それだけでは長く続けることが難しいのが現実です。
✔ 目標とする売上に対して、客単価と集客数は適切か?
✔ 施術メニューごとの利益率を把握できているか?
✔ 固定費や人件費の割合は、経営を圧迫していないか?
こうした「数字」に基づいて経営を考えなければ、利益はなかなか安定しません。
私が経営の勉強を始めた理由もここにあります。
「売上を伸ばすためには、何を改善すればいいのか?」
「利益を増やすためには、どこにコストをかけ、どこを見直すべきなのか?」
美容室の現場を知り尽くした美容ディーラーだからこそ、これらの経営課題をリアルに理解し、具体的な解決策を提案できる。
美容ディーラーの立場を活かした、より実践的な経営サポートができるのではないかと考えたのです。
■ 経営者の不安を解消できる存在へ
資格取得後、私は美容室オーナー様との関係が大きく変わったと感じています。
以前は「商材を提供する人」としての関わりがメインでしたが、今では「経営の悩みを相談できる相手」としての立ち位置になっています。
「今月の売上が伸び悩んでいるんだけど、何が原因なのかな?」
「スタッフの給与を上げたいけど、実際に可能な範囲はどれくらい?」
「新しいメニューを出したいんだけど、どのくらいの利益が見込める?」
こうした相談をいただくことが増え、売上や経営計画について一緒に考える機会が増えました。
あるオーナー様からは、こんな言葉をいただきました。
「美容ディーラーに、ここまで経営のことを相談できるなんて思わなかった。本当に心強いよ。」
その言葉を聞いたとき、私が目指してきた道は間違っていなかったと実感しました。
美容室経営の悩みを一人で抱え込まず、身近な存在である美容ディーラーがサポートできれば、経営者の不安を大きく軽減できる。
「コンサルタント型美容ディーラー」という新たなスタイルには、それだけの価値があると確信しました。
■ 美容室と共に成長するパートナーとして
私は、単なる商材の提供者ではなく、「美容室経営を支えるパートナー」としての役割を果たしたいと考えています。
✔ 売上目標を達成するための戦略を一緒に考える
✔ 利益を最大化するためのメニュー設計をサポートする
✔ 集客やリピート率向上のための施策を提案する
このように、数字をもとにした経営サポートを行いながら、美容室の成長を共に目指していく。
それが、私の考える「コンサルタント型美容ディーラー」の在り方です。
ぜひ、次回もご覧ください!
【コンサルタント型美容ディーラー】株式会社ADAW 和田浩